Webデザインの専門校で学んだことの全体像
職業訓練校(Webデザインの専門校)に入る前は、「6か月で何が学べるのかな」と半信半疑でした。修了してみると、思っていたより幅広く学べたという実感があります。この記事では、学んだ内容の全体像と、通ってみて感じたことをまとめます。
この記事でわかること
- 6か月で学べる4つの分野
- クラスの雰囲気と印象に残った課題
- 大変だったこと
- 入校を考えている人へのアドバイス
結論
Webデザインの専門校での6か月で、デザインやコーディングに加えて、企画・サーバー・発表まで一通り学べました。一番の収穫は技術よりも、わからないことを自分で調べて解決する姿勢です。
大きく分けると4つの領域
- コーディングの基礎:HTML/CSSから始まり、JavaScript・jQuery(JavaScriptを短く書ける道具)で動きのある表現まで。
- サーバー側の仕組みとCMS:CMS(ブログなどを管理画面で更新できる仕組み)、PHP(サーバーで動くプログラミング言語)とMySQL(データを保存する仕組み)の基礎、そしてWordPress。フォームやデータ連動の仕組みにも触れました。
- デザイン・素材制作:Photoshop・Illustrator・Figmaを使ったバナーやロゴ、素材づくり。生成AIの活用も実践しました。
- 企画・SEO・発表:SEOは検索で見つけてもらうための工夫のこと。サイトマップや企画書の作り方、検索を意識した設計、最後は制作物の発表まで。
一番の学びは「生き抜くための考え方」
技術以上に大きかったのが、Web業界で生き抜くための考え方を学べたことです。知りたいことは調べればわかる時代で、技術は常に新しくなっていきます。その中でどう進んでいけばいいのか、その指針を得られたのが何よりためになりました。
技術そのものはいずれ古くなっていきますが、「わからないことにどう向き合うか」という姿勢は、どの分野でも応用できる財産になったと感じています。
「使う側」から「作る側」へ
入校前と修了後で一番変わったのは考え方です。自分が使うものに対して、「どういう仕組みで作られているのか」「自分でも作れるか」を考えるようになりました。
普段何気なく使っているアプリやサイトを見るときも、無意識に画面の部品の並びや情報の置き方を分析してしまいます。この癖がついたのは、半年間の学びの大きな成果だと思っています。
クラスの雰囲気と好きだった時間
自分より年上の方が多く、落ち着いた雰囲気でした。授業中のノリも良く、課題が大変な中でも楽しく通えました。これは運もあるので、周りに感謝ですね。
授業の中で特に好きだったのは、先生が業界の話をしてくれたり、質問に答えてくれたりする時間です。自分で調べた最新の情報を持って行き、先生の意見を聞くと、現場の人がどう考えるのかがわかりました。
独学でも情報は集められますが、それをどう受け止めればいいかまでは、なかなか判断できません。現場を知っている人に意見をもらえる時間は、スクールに通う大きな価値の一つなのかもしれません。質問できる時間を生かすために、聞きたいことを事前にメモしておくのもおすすめです。
同じクラスには、年齢も前の仕事もばらばらな人が集まっていて、お互いの作品を見せ合う時間が一番の刺激でした。
カリキュラムの中で印象に残っている課題
特に印象に残っているのは、サイトマップから実際のコーディングまでを通して行う総合課題です。普段は個別の技術を学ぶ授業が多いのですが、この課題を通して「企画から実装まで一人で完結させる」感覚を初めてつかめました。
大変だったこと
6か月で4つの領域を一通り学ぶカリキュラムだったので、特にサーバーサイドの単元では理解が追いつかず、苦労した時期もありました。短期間で幅広く学ぶぶん、一つひとつをじっくり咀嚼する時間は限られています。復習の習慣をつけることが重要だったと、振り返って感じています。
もう一つ大変だったのが、ポートフォリオを作る時期です。自分が何を表現したいのかを考える段階は楽しかったのですが、そのアイデアを形にする段階で苦労しました。頭の中のイメージと、実際に作れるものとの差を一番感じた時期だったと思います。
これから入校する人は、ポートフォリオの時期に向けて、作りたいもののイメージを早めにメモしておくと、後で少し楽になるかもしれません。実際に意識したことは、卒業制作のポートフォリオで意識したことにまとめています。
Illustratorで最初に覚えたい機能は「Illustrator初心者が最初に覚えたい5つの機能|専門校で感じた時短のコツ」でくわしく書いています。
学校で得た人脈について
技術以外に、同じ時期に学んだ仲間の存在も大きな財産です。業種も年齢も違うクラスメートと課題を通じて関わる中で、自分一人では持てなかった視点をたくさんもらいました。同じことを学んでいても、感じる部分やつまずく場所が人によって違うことが、毎回新しい気づきになっていました。
修了後に実感していること
修了してからしばらく経ちますが、学校で学んだ「企画から実装、SEOまでを通して考える」という視点は、今のブログ運営にもそのまま活きています。誰に何を届けるかという企画段階の考え方を体系的に学べたのは、独学では得にくかった部分だと思います。
修了後も学び続けられているのは、学校で「自分で調べて解決する姿勢」を育ててもらえたからだと思います。専門校の半年間で得た一番の財産は、技術よりもこの「学び続けるための姿勢」だったのかもしれません。
これから入校を検討している人へ
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Webデザインの専門校はカリキュラムが幅広いぶん、すべてをしっかり理解しようとすると息切れしてしまいます。自分が特に伸ばしたい分野を見極めて、そこに重点的に時間を使う意識を持つことをおすすめしたいです。全部を均等にやろうとするより、得意分野を一つ作る方が、後の自信につながると感じています。
もし専門校に通う前の自分に声をかけられるなら、「覚える前にどんどん手を動かして」と伝えたいです。先生が「頭を動かす前に手が動くようにならないと、業界でやっていけない」と話していたことを、今になってよく思い出します。在校中から自分で仕事を取ってきて、先生に聞きながら進めてみてもよかったと感じています。
この記事のまとめ
独学だと飛ばしがちな「企画・サーバー・発表」まで体系的に学べたこと、そして考え方の軸を持てたことが、通ってよかった点でした。
一方で、半年はあっという間です。覚えるより先に手を動かし、先生に質問できる時間を思いきり使う。今の自分なら、そう意識して通うと思います。これからWebデザインを本格的に学びたい人にとって、スクールという選択肢の参考になればうれしいです。
私のプロフィールは「はじめまして」、これまでに作ったWebサイトやデザインは「ポートフォリオ」にまとめています。制作のご相談は「お問い合わせ」からどうぞ。
よくある質問
Q. 職業訓練校(Webデザインの専門校)は誰でも入れますか?費用はかかりますか?
A. 条件や費用は学校や制度によって違います。興味がある人は、ハローワークや各校の公式情報を確認してみてください。
Q. 職業訓練校(Webデザインの専門校)とスクールは、何が違いますか?
A. 職業訓練校は公的な制度として運営されていて、費用面で通いやすいことが多いと思います。ただしカリキュラムは決まっていて、自分でペースを選べる自由度は民間スクールより低いかもしれません。
Q. 6か月で就職に必要なスキルは身につきますか?
A. 全部を完璧にするのは難しいと思います。ただ「調べて解決する姿勢」は身についたので、そこから先は現場で伸ばしていく前提で考えるのが現実的だと感じています。
Q. 在校中にやっておけばよかったことはありますか?
A. 覚えることより、手を動かして作ることを優先すればよかったと思います。小さな仕事でも自分で取ってきて、先生に聞きながら進められたら、もっと実践的に学べたはずです。
