マクドナルドのサイトは、開いただけで元気な感じがします。「あの赤と黄色を見るとテンションが上がるのはなぜだろう」と思って観察しました。
はじめに
この記事でわかること
- 赤と黄色で「ひと目でマクドナルド」と分かる配色
- 外部のキャラクターとのコラボ企画を主役にする見せ方
- 新商品でも作りは変えず、写真だけを入れ替えるしくみ
- 期間限定の商品の見せ方について、私が考えたこと
結論
マクドナルド公式サイトは、ブランドの赤と黄色をそろえて使い、商品写真を主役にしたサイトです。新商品が出ても画面の作りは変えずに写真だけを入れ替えるので、いつ来ても同じ感覚で使え、スマホで押しやすい大きなボタンも参考になります。
サイトの基本情報
- サイト名:マクドナルド公式サイト
- 運営会社:日本マクドナルド株式会社
- ジャンル:ファストフードチェーン
- 目的:商品紹介、お店の利用やアプリの案内
- 基礎知識:日本マクドナルドは1971年、東京・銀座に日本第1号店をオープンしました。
赤と黄色で「ひと目でマクドナルド」
色は赤・黄色・白が中心です。ロゴと同じ赤と黄色を画面全体にそろえて使っているので、サイトを開いた瞬間に「マクドナルドだ」と分かります。背景や飾りはシンプルにおさえられていて、そのぶん商品の写真が大きく目に入ってきます。
赤と黄色は「食欲をわかせる色」と言われることもありますが、その根拠には諸説あるようです。少なくとも、長年使い続けてきたことで、この2色そのものがブランドの印になっているのは確かだと感じました。
コラボ企画を一番上の主役に
トップページのお知らせを見ると、「日本マクドナルド55周年×ポケモン30周年」のようなコラボ企画が、一番上に大きく載っていました。ハンバーガー一つを宣伝するより、キャンペーン全体をお祭りのように見せる作りです。お店を、ゲームの中で立ち寄れる場所(ポケストップ)にするような企画まで、トップページの主役にしていました。外部のキャラクターとの連動をここまで前に出す判断は、ほかの飲食チェーンのサイトより一歩踏み込んでいると感じました。
作りは変えず、写真を入れ替える
最初の画面で新商品やキャンペーンを見せ、その下にメニュー、アプリやクーポンの案内、そして店舗検索や注文へと続きます。スマホでも押しやすい大きなボタンで、目的別に整理されたメニューから迷わずに進めます。
印象に残ったのは、期間限定の商品が出ても、ページの配置や演出を大きく変えていないことです。変わるのは、ページの一番上の写真や商品のパッケージの写真だけでした。作りがいつも同じなので、利用する人はいつ来ても目的の商品を探しやすく、ほかの商品とも見比べやすくなっています。
このサイトから取り入れたいこと
- ブランドの色を、画面全体でそろえる:色だけで「どこのサイトか」が伝わります。
- 中身が変わっても、作りは変えない:写真だけを入れ替える決まりにすると、更新が楽で、見る人も迷いません。
- スマホでは、押しやすい大きさのボタンにする:指で押す画面では、ボタンの大きさがそのまま使いやすさになります。
自分のサイトでまねするなら、季節やキャンペーンで変える部分を「一番上の写真と見出しだけ」と決めておきたいと思います。変える場所が決まっていれば、更新の手間も減り、サイト全体の印象も保てます。
ほかのサイトと比べると
同じ飲食チェーンのびっくりドンキー(「No.007 びっくりドンキーのデザイン分析」)は、ベージュ系の色で「お店の空気」を伝える作りでした。マクドナルドは赤と黄色でキャンペーンを元気に見せています。また、くら寿司(「No.008 くら寿司のデザイン分析」)は清潔感の青を使っていました。同じ飲食店でも、ブランドの色がそのままお店の性格を表しているのが分かります。自分がお店のサイトを作るときも、色を決める前に「どんなお店か」を言葉にしておきたいです。
マクドナルド公式サイトを見て、私が気づいたこと
このサイトから学んだこと
期間限定の商品でも、配置や演出を大きく変えるのではなく、ページの一番上の見た目や商品のパッケージを変えることで新商品を伝えている点が印象的でした。サイト全体の作りをそろえることで、利用する人は目的の商品を探しやすく、いくつもの商品を見比べやすくなっていると感じました。
自分ならこう作る
期間限定の商品は、写真の構図や見せ方が似ているため、よく見比べないと特徴が伝わりにくい場合もあるように感じました。画像の中で特徴をひと言補ったり、違いがすぐに分かる表現を加えたりする方法も考えられます。
一方で、手に取りやすい値段の商品なので、あえて説明しすぎず、実際に買って味わってもらおうという考えがあるのかもしれないとも感じました。
これから学ぶ人へ
商品が目立つように白い背景が使われていて、情報が整理された見やすい作りになっています。また、人物の写真では子どもや家族を思わせる場面が使われていて、家族連れにも親しみやすいブランドの印象を自然に表しています。商品の魅力だけでなく、使う場面まで想像させるデザインの大切さを学べる例です。
※この分析は、Webデザインの専門校での学習の一環として、公開サイトを実際に観察・整理した記録です。
同じ「飲食」のサイトとして、「No.010 コメダ珈琲店公式サイトのデザイン分析」も分析しています。見比べると、それぞれの工夫の違いがよく分かります。
この記事のまとめ
マクドナルド公式サイトは、赤と黄色をそろえて使い、ひと目でマクドナルドと分かる画面に、商品写真を主役として並べたサイトです。コラボ企画をトップの主役にしながらも、新商品のときは写真だけを入れ替えて作りは変えないので、いつ来ても迷わず使えます。期間限定の商品の違いが伝わる工夫があると、さらに選びやすくなりそうです。
よくある質問(FAQ)
Q. マクドナルドの赤と黄色には、どんな意味がありますか?
A. 「食欲をわかせる色」と言われることがありますが、根拠には諸説あります。長年ブランドの色として使われてきたので、見ただけでマクドナルドだと分かる印になっています。
Q. 新商品が出ても、サイトの作りを変えないのはなぜですか?
A. いつ来ても同じ感覚で使えるようにするためだと思います。写真やパッケージだけを入れ替えれば、利用する人は迷わず、ほかの商品とも見比べやすくなります。
Q. ファストフードのサイトとファミリーレストランのサイトの違いは何ですか?
A. ファストフードは「すぐに見てすぐに決める」作り、ファミリーレストランは「ゆっくり選ぶ」作りが多いと感じます。実際の画面はマクドナルド公式サイトで見られます。
