図書館でデザインを勉強するときの本の選び方
Webデザインを学んでいた頃は、図書館をよく利用していました。
無料でたくさんの本に触れられる一方で、「どの本を選べばいいのだろう」と迷うことも少なくありません。
通ううちに、自分なりの本の選び方が少しずつ決まってきました。この記事では、その選び方と、うまくいかなかった本選びの経験をまとめます。
この記事でわかること
- 図書館で本を選ぶ手順
- 図の多い本が合った理由
- 失敗した本選び
- 図書館とWeb、紙とデジタルの使い分け
結論
図書館の本は、評価の高さより「今の自分が読み切れそうか」で選ぶのが一番でした。棚を眺めて図の多い本を手に取り、合わなければ返して次を試せばいいので、気軽に選んで大丈夫です。
棚を歩いて、気になった本を手に取る
最初から本のタイトルを決めて探すことは、あまりありません。
まずはデザインやWeb関連の棚をゆっくり眺め、気になった本を何冊か手に取ります。ページをめくって、文字の量や図の多さを確かめるのが最初のチェックです。
そのうえで、気になった本はAmazonの口コミも見てから、借りるかどうかを決めることが多いです。
Photo by Susan Q Yin on Unsplash
実際に読んだ人の感想は、その本が今の自分のレベルに合いそうかを判断する手がかりになります。特に、自分と同じ初心者の人が書いた感想は、どこでつまずきやすいかまで想像しやすく、参考にしやすいと思います。
中身を自分の目で確かめたうえで、ほかの人の感想も重ねて判断できる。これが、図書館で本を選ぶときの大きな魅力だと感じています。
図書館では、気になった本を3〜4冊まとめて借り、1週間でいちばん読み進められた本だけを買うようにしています。
図書館ならではの魅力
図書館の一番の魅力は、偶然の出会いがあることです。
目的の本だけを探していると出会えないような本が、隣の棚に並んでいることもあります。タイトルや表紙に惹かれて手に取った本が、自分の考え方を大きく変えてくれたこともありました。
書店や大型レンタルショップの棚を歩くのにも同じような楽しさがありますが、図書館は気軽に借りられるのがうれしいところです。オンライン書店では、検索した本やそれに近い本が中心に表示されますが、図書館ではデザインと直接関係のない棚から、新しい発想をもらうことも少なくありません。
図解が多い本は理解しやすかった
私の場合、文章中心の本よりも、図解が多い本のほうが理解しやすい傾向がありました。
レイアウトや配色は、文章で説明を読むより、実際のデザインを見ながら学ぶほうが記憶に残りやすく感じます。
特に役に立ったのは、初心者向けの「王道」と呼ばれるような図解の本でした。キャラクターが出てくる本は個人的に楽しく、勉強というより読み物に近い感覚で読み進められました。
最初の一冊は、内容の深さよりも「楽しく読み進められるか」で選んでよかったと感じています。
また、借りて読んでみて「これは手元に置きたい」と思えた本だけを買うようにしてから、本選びの失敗も減りました。図書館は、本を買う前のお試し期間のような感覚で使っています。
失敗した本選びもあった
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以前は、有名だからという理由だけで分厚い専門書を借りたこともありました。
内容そのものは素晴らしかったのですが、理解が追いつかず、途中で返却したことも何度かあります。
振り返ると、うまくいかなかった本には二つの共通点がありました。
一つは、文章量が多く、完成イメージがつきにくい本です。デザインの本なのに図が少ないと、頭の中で画面を想像しながら読むことになり、なかなか理解が進みませんでした。
もう一つは、今の自分のレベルに合っていない用語が多い本です。知らない言葉が続くと、調べているうちに本筋を見失ってしまいました。
本の評価よりも「今の自分が読み切れそうか」を優先したほうが、学習は続けやすかったと思います。初心者のうちに読みやすかった本は、Webデザイン初心者におすすめの参考書の記事でも紹介しています。
図書館とWebを使い分ける
最近は、図書館とWebを目的によって使い分けています。
図書館では基礎知識や体系的にまとめられた内容を学び、Webでは最新の情報や具体的な実装方法を調べています。まず本で全体像をつかみ、それからWebで深掘りする流れが、自分には合っているようです。
本で知った用語をWebで検索すると、最新の使い方や実例が見つかることもあります。
反対に、Webで調べてもピンとこなかったことが、本の図解を見てすっと理解できることもあるかもしれません。どちらか一方に絞るより、行き来しながら学ぶほうが理解は深まりやすいと思います。
印象に残っている一冊
図書館で偶然見つけた配色の本は、今のブログデザインにも大きな影響を与えました。
検索だけでは出会えなかった一冊だったので、棚を歩く楽しさを改めて実感しました。
予約システムも活用する
人気の本は貸し出し中になっていることも多いため、予約サービスもよく利用しています。
返却期限があることで、「期限までに読もう」という良い意味での締め切りにもなっています。
紙とデジタル、それぞれの良さ
電子書籍やPDFは検索しやすく便利ですが、配色やレイアウトの本は紙のほうが見やすいと感じています。
ページをめくりながら全体を眺められるのも、紙の本の良さです。用途に応じて紙とデジタルを使い分けることで、学習を進めやすくなりました。
「読めそうか」で選んでいい
Photo by Sven Brandsma on Unsplash
今では、本は「読めそうかどうか」を基準に選んでいいと思っています。
評価の高い本でも、今のレベルに合わなければ最後まで読み切るのは難しくなります。まずは一冊読み切る経験を積むことが、次の学習への自信につながります。
読み切れた一冊があると、次はもう少し詳しい本に挑戦しやすくなるかもしれません。図書館なら、同じテーマで難易度の違う本を並べて見比べられるのも便利です。
借りてみて合わなければ返せばいいので、気軽に何冊も試せます。気負わずに、まずは一冊手に取ってみてください。図書館は、自分との相性を確かめながら本を選べる、心強い場所です。
この記事のまとめ
図書館は、無料でたくさんのデザインの本を見比べられる、学び始めにぴったりの場所です。本は評価の高さより「今の自分が読み切れそうか」で選び、合わなければ返して次を試せば大丈夫です。図書館とWeb、紙とデジタルを使い分けながら、まずは一冊読み切ることから始めてみてください。
よくある質問(FAQ)
Q. 図書館の本は情報が古いこともありますか?
A. 最新情報はWebのほうが早いこともあります。そのため、基礎知識は図書館、最新のツールやトレンドはWebというように使い分けています。
Q. 借りた本は全部読んだほうがいいですか?
A. 最後まで読まなくても大丈夫だと思います。自分に合わないと感じたら、別の本に切り替えることも大切です。
Q. デザイン初心者はどんな本から読むのがおすすめですか?
A. 図解が多く、完成イメージを見ながら学べる本は理解しやすいと感じました。まずは「読み切れそう」と思える一冊から始めるのがおすすめです。
Q. 本の口コミはどう見ればいいですか?
A. 星の数よりも、自分と同じ初心者の感想を探すのがおすすめです。「図が多い」「用語が難しい」などの声は、レベルが合うかを判断する手がかりになります。
参考文献
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